2023年環境パフォーマンスのスナップ・ショット

NXPは、目標達成に向けたマネジメント・システムとプログラムを設計、展開、維持することで、環境を保護するためのプロセスの継続的な改善を推進しています。

  • 24%
    2021年の排出量と比較した、スコープ1と2の総排出量の減少率
  • 39%
    再生可能電力の使用比率
  • 51%
    廃水のリサイクル率
  • 86%
    廃棄物のリサイクル率

ガバナンス

EHSマネジメント委員会

EHSマネジメント委員会は、戦略策定、承認、リソース供給などの環境経営を担います。EHSマネジメント委員会は、最高事業および製造責任者が議長を務め、各事業部および各部門の上級幹部によってサポートされています。

サステナビリティおよびEHSリーダーシップ・チーム

NXPのサステナビリティおよびEHSチームは、年次戦略、方針、目標および指標を管理し、進捗状況を毎月レビューしています。企業のEHSおよびグローバルなEHSリーダーシップ・チームが共同でリスク軽減戦略を策定し、世界中の環境・安全衛生に関わる影響とリスクの低減に向けた基準、プログラム、手順を立案して施行しています。

検証

NXPのデータ・マネジメント・システムで、生産拠点ごとに環境パフォーマンスを追跡し、算出しています。サステナビリティ・オフィスが各拠点の報告データを四半期ごとに検証します。対象となる拠点は、a) NXPが所有、賃貸、リース、管理しており、b) 従業員が50名以上、c) NXPの財務報告書に記載されるものです。

検証は以下の手順で実施されます。

  • データの完全性の検査(拠点およびパラメータ)
  • 現報告期間のデータと前期のデータの比較
  • データの変化の重大性の判定
  • 重大なデータの変化の原因特定
  • 重大イベントの調査

さらにEHSは、生産拠点、大規模オフィス、研究開発拠点のデータの内部監査も実施しています。この監査では、報告の手順とデータ証跡が適正かどうかが検証されます。