NXPセミコンダクターズ、2016年第2四半期業績を発表<抄訳>

NXPセミコンダクターズ、2016年第2四半期業績を発表<抄訳>

2016年第2四半期
売上高23億6,500万米ドル
GAAPベースの粗利益率
GAAPベースの営業利益率
GAAPベースの希薄後1株当たり損益
46.5%
-1.1%
0.04米ドルの純損失
非GAAPベースの粗利益率
非GAAPベースの営業利益率
非GAAPベースの希薄後1株当たり利益
50.0%
25.6%
1.39米ドル

NXPセミコンダクターズ(NASDAQ:NXPI)は、2016年7月3日に終了した2016会計年度第2四半期業績と第3四半期の業績見通しを発表しました。

NXPセミコンダクターズのRichard Clemmer最高経営責任者(CEO)は以下のように述べています。

「NXPの2016会計年度第2四半期業績は堅調で、売上高は23億7,000万米ドルと、前年同期比で57パーセント増、直前期比で6パーセント増、当初の見通しの中間値に対し2,000万米ドル増でした。ハイパフォーマンス・ミックスドシグナル(HPMS)分野の売上高は20億1,000万米ドルと、前年同期比で76パーセント、直前期比で約5パーセント増加しました。スタンダード・プロダクト分野の売上高は3億300万米ドルで、前年同期比で6パーセント減、直前期比で11パーセント増となりました。GAAPベースの希薄後1株当たり損益は主に経営統合関連の会計処理により、0.04米ドルの純損失となりました。一方、非GAAPベースの希薄後1株当たり損益は、売上高の漸増基調と支出管理によるポジティブな影響の結果、当初の見通しの最高値に近い1.39米ドルの純利益となりました。第2四半期中に、私たちは1億米ドルの債務返済を実施したほか、3億6,500万米ドル相当、すなわち約430万株の自社株買戻しにより、株主に対し現金の払い戻しを行いました」。

「フリースケールとの経営統合と製品ラインの売却を考慮に入れた比較可能なベースで見ると、私たちの前年比の売上高基調は、2015年下半期を通じて加速した半導体業界の業況低下を反映しています。比較可能なベースでは、自動車部門が前年比でポジティブな結果をあげたにもかかわらず、総売上高は前年比で約8パーセント減となりました。第2四半期には売上高が直前期比で約6パーセント増加しており、私たちの多くの事業分野で漸増傾向がすでに始まったと考えています。2015年下半期に経験した逆風の多くが今後の四半期には総体的に収束し始めると予測していますが、現在のところ、全般的に弱い需要環境が継続しています」。

「結論としては、私たちが継続して実現した進展を嬉しく思います。第2四半期にはスタンダード・プロダクト・ビジネスの売却を発表し、私たちは新たな歩みを開始しました。私たちは引き続き、2017年第1四半期にこの取引が終了すると予測しています。私はスタンダード・プロダクト・ビジネスの全メンバーに対し、長年にわたるハードワークと献身について感謝の意を表したいと思います」。

2016会計年度第2四半期業績と第3四半期の業績見通しの詳細はこちらをご覧ください(英語)。

NXPセミコンダクターズについて
NXPセミコンダクターズは、よりスマートな世界を実現するセキュア・コネクションとセキュア・インフラを可能にし、人々の生活をより便利に、より良く、より安全にするソリューションを推進しています。組み込みアプリケーション向けのセキュアなコネクティビティ・ソリューションで世界をリードするNXPは、セキュアなコネクテッド・ビークル、エンド・ツー・エンドのセキュリティ/プライバシー、スマートなコネクテッド・ソリューションの市場における技術革新をけん引しています。60年以上にわたって蓄積した経験と技術を活かし、NXPでは世界35か国強で4万4,000名の従業員が活動しています。2015年の売上高は61億米ドルでした。詳細はWebサイトhttp://www.nxp.com/ja/(日本語)をご覧ください。

NXPセミコンダクターズジャパンはNXPセミコンダクターズが開発および製造する車載、認証、インフラ/産業機器、コンシューマ向けのハイパフォーマンス・ミックスドシグナル製品やプロセッシング・ソリューション、高出力RFおよびスタンダード製品などを日本市場に提供しています。本社は東京都渋谷区で、大阪および名古屋に営業所があります。

リリース日

2016年7月28日

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伊藤 利恵
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