LPCOpen: LPCマイクロコントローラ用の無料ドライバ、ミドルウェア、およびサンプルソフトウェア

LPCOpenは、開発者がLPCマイクロコントローラに基づいて多機能な製品を作成できるようにする、フリーソフトウェアライブラリ(ドライバおよびミドルウェア)およびサンプルプログラムの広範なコレクションです。LPCOpenへのアクセスは、すべてのLPC開発者に無料です。

MCUXpresso IDEでは、すべてのLPCOpenパッケージがインストールの\ide\Examplesディレクトリの下に含まれます。

コアドライバーライブラリ

コア・ドライバ・ライブラリには、共通のチップ固有のドライバが含まれています。この回路は、特定のデバイスやファミリー用に最適化されたドライバを含むチップドライバレイヤと、基板固有の機能と低レベルのセットアップコードを含むボードレイヤの2つのレイヤに分かれています。

RTOSでLPCOpenを使用する

LPCOpenライブラリはRTOSに依存せず、単純な制御ループで使用できます。FreeRTOSで使用する各ソフトウェアのダウンロードパッケージにも例が含まれています。

ミドルウェア

LPCOpenには、次の主要なミドルウェア要素へのアクセスが含まれます。

  • SEGGER emWinグラフィックスオブジェクトライブラリ
  • SWIMグラフィックスライブラリ
  • LWIPオープンソースネットワークスタック – ソースコードと例
  • USBライブラリ:すべてのLPCデバイス用のUSBDデバイスライブラリおよびLPCUSBLibオープンソースUSBホストスタック – どちらもUSB ROM APIまたはFlashベースのライブラリを使用します

LPCOpenには、コア・ドライバ・ライブラリ関数とミドルウェアの使用方法を説明するために設計された広範なサンプル・セットが含まれています。以下の使用例を示します。